Excl2WikiTable使用説明書

提供:八中・小山台デジタルアーカイブ
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ダウンロードはこちらからExcl2WikiTable.py
コマンドはターミナル・ウィンドウから下記の様に打ち込みます。
./Excl2WikiTable.py 入力するエクセルファイル名 出力するファイル名
./Excl2WikiTable.py test.xlsx Sample.txt
ここで使用したサンプル入力ファイル、エクセルは次の様な内容です(拡大表示できます)。ヘッダー部にマージされたセルがあります。
ヘッダー部のセルは空白が無い前提です。空白が有るとWiki Table上のセパレータが不要であったりする為です。

入力したエクセル

次に、G3セルのコメント欄に畳み込み用のデータを格納したところを示します(拡大表示できます)。

コメントに畳込み用データ

コメントの一行目は畳み込みを開く為のキーワード文字列です。
版数1.02において、元のエクセルの列幅を出来るだけ反映すべく改良を加えました。但し、複数カラムの幅を一括変更
(フォーマット=>列=>幅)された場合、Pythonのライブラリのopenpyxl内column_dimensions(cell).width
で正しい幅が得られない事が分かり、取り敢えず、列幅を指定できるファイル、ここでは

test.cwt(列幅指定ファイル)

入力エクセルファイル名.cwt (column width text fileの意味)という形で出力します。このコマンドは列幅指定が有ればそれを使い、なければ入力エクセルから作り出します(メッセージが出ます。)
内容は

# Default width is 10.71.
コンクール出場記録(HTML), A:3.5,B:17.16,C:10.71,D:12.83,E:12.0,F:10.71,G:113.33,

の様に出力します。各カラム名の後の数値はエクセルから読み込んだ実幅の値です。Wikiテーブルのソーステキストには、この元の幅に基づいた割合で生成されます。
下記の手順でソーステキストをWikiの所望の場所に転送し、プレビューで確認してください。幅が不自然、調整したい場合には上記の列幅指定ファイルの数値のみを修正してコマンドを再実行してください。
列幅指定ファイル内のデータ、最後のカンマ’,’は残しておいて下さい。後、カラム数は変えないで下さい。エラーになってしまいます。
もしどうしようも無くなった場合は、その列幅指定ファイルを削除して、最初からお願いいたします。


転送方法
WindowsのエクスプローラやMACのFinderで出力されたテキストファイルをダブルクリックし、全体をセレクト(Ctrl-A;Windows, Command-A:MAC)
クリップボードにコピー(Ctrl-C:Windows, Command-C:MAC)し、Wikiの所望の場所にペースト(Ctrl-V:Windows, Command-V:MAC)で結果を反映できます。
出力されたテキストファイルは次の様になります。(部分表示)
{| class="wikitable" style="text-align: center; width: 85%;"
|+ style="caption-side:top; color: Green"|コンクール出場記録(HTML)
|-
! style="width:2.1%;" rowspan="2" |  !! style="width:10.3%; background-color:#00B050;" rowspan="2" | <span style="color:#FFFFFF">年度(4月〜3月)</span> !! style="width:1.8%; background-color:#00B050;" rowspan="2" | <span style="color:#FFFFFF">部<br>門</span> !! style="width:7.7%; background-color:#00B050;" rowspan="2" | <span style="color:#FFFFFF">指揮者</span> !! style="width:9.19%; background-color:#00B050;" colspan="2" | <span style="color:#FFFFFF">成績</span> !! style="width:68.59%; background-color:#00B050;" rowspan="2" | <span style="color:#FFFFFF">課題曲/自由曲</span>
|-
! style="width:4.7%; background-color:#00B050;" | <span style="color:#FFFFFF">予選</span> !! style="width:4.5%; background-color:#00B050;" | <span style="color:#FFFFFF">本選</span>
|-
| | <span style="color:#000000">1</span> || style = "background-color:#CCCCF3;" | <span style="color:#000060">1975年 (昭和50年)</span> || | <span style="color:#000000">A</span> || | <span style="color:#000000">向出聡</span> || | 金(代表) || | <span style="color:#000000">銅</span> || | <div style="text-align:left;"><span style="color:#000000">課D : 吹奏楽のためのシンフォニック・ポップスへの指標 (河辺公一)<br>自:交響組曲 より I. II. III. (C.ウィリアムズ)</span></div><div class="mw-collapsible mw-collapsed" data-expandtext="レコード音源を開く" data-collapsetext="閉じる">  <div class="mw-collapsible-content"> <gallery widths=310px  heights=310px >
ファイル:東京都吹奏楽コンクール-於普門館-19751010~side1.jpg|thumb|none|300px|課題曲 [https://www.dropbox.com/s/102wer0c5j50owc/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%83%BD%E5%90%B9%E5%A5%8F%E6%A5%BD%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%E6%96%BC%E6%99%AE%E9%96%80%E9%A4%A8-19751010-side1.mp3?dl=0 東京都吹奏楽コンクール1975年_A面(mp3)]
ファイル:東京都吹奏楽コンクール-於普門館-19751010~side2.jpg|thumb|none|300px|自由曲 
こんな訳の分からないもの、見たくもないし、手で打ち込むなんて論外ですね。隠しオプション何てあります。試しにコマンドの後に’ -h’を入力してみて下さい。
このデータをWikiページにコピーすると次の様に表示されます。
コンクール出場記録(HTML)
年度(4月〜3月)
指揮者 成績 課題曲/自由曲
予選 本選
1 1975年 (昭和50年) A 向出聡 金(代表)
課D : 吹奏楽のためのシンフォニック・ポップスへの指標 (河辺公一)
自:交響組曲 より I. II. III. (C.ウィリアムズ)
2 1976年 (昭和51年)
出場なし
3 1977年 (昭和52年) A 土屋公平 金(代表)
課B : 吹奏楽のためのバーレスク (大栗裕)
自:ファンファーレ、コラールとフーガ (ジョヴァンニーニ)
次のWikiテーブルは、列幅指定ファイル(test.cwt)の内容を以下の様に変更した後の結果です。(’部門’が縦書きって気づいた人には拍手。元データを変更している)

コンクール出場記録(HTML), A:3.5,B:30,C:3.5,D:12.83,E:12.0,F:12.0,G:100,

一つのワークシートは一行にまとめて下さい。複数行にまたがると正しく動作しません。
コンクール出場記録(HTML)
年度(4月〜3月)
指揮者 成績 課題曲/自由曲
予選 本選
1 1975年 (昭和50年) A 向出聡 金(代表)
課D : 吹奏楽のためのシンフォニック・ポップスへの指標 (河辺公一)
自:交響組曲 より I. II. III. (C.ウィリアムズ)
2 1976年 (昭和51年)
出場なし
3 1977年 (昭和52年) A 土屋公平 金(代表)
課B : 吹奏楽のためのバーレスク (大栗裕)
自:ファンファーレ、コラールとフーガ (ジョヴァンニーニ)
上記のレコード音源、実際に聞けます。小生も出演してトランペット吹いています。赤面ものの恥ずかしい演奏ですが(._.);



質問、使用上の問題点がありましたら北原毅迄、メールでお願いいたします。

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