トーク:1999年度 (平成11年度)

提供:八中・小山台デジタルアーカイブ
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教育目標の「敬愛・自主・力行」を踏まえ、未来ビジョン3本柱「進学対応の充実、班活・学校行事の現状維持、国際交流の推進」が策定された。 10月に中学生や保護者に向けて授業が公開された。多くの見学者があり、本校への関心と期待の高さを示した。 学校運営連絡協議会が発足。外部委員9人、内部委員9人で、学校運営の評価・提言を行う。 11月に財団法人小山台の「会館」が竣工し、活動の拠点ができた。卒業生の語り合いの場、在校生の補習の場となっている。 平成6年度から実施されてきた女子制服の評判がよくないので、制服検討委員会が組織され数次にわたる検討が行われた。まず、着心地に問題があり、 窮屈で動きにくい、ポケットがなく不便だ、などのほかデザイン的にも不評であったため、実施後間もなく新たな制服の検討に入らなければならなかったのである。 そして、7月17日の職員会議で提案され、可決された-:ブレザータイプでポケット付、紺色の上着。スカートはグレー中心のチェック柄。 ブラウスは衿付きの白。-この形が平成12年度4月1日本校の女子制服(男子は変わらず)として実施されることになったのである。評判は上々で、小山台人気の一因ともなっていよう。近年、開かれた学校づくりということが叫ばれるようになり、本校においても授業を公開することと相成った。とりあえず、学校見学会・学校説明会の実施日に合わせて、1学期は6月25日と10月16日の5時限目の授業を公開した。いずれも多数の見学者が来校し、おおむね良好な印象を持たれたようだ。落ち着いた真面目な授業態度、勉強だけでなく斑活動の活発さ、など。また、ぜひ受験したい、入学させたい学校である、といった積極的な感想も多く寄せられた。来年度から「都立高校の通学区域の弾力化について」(7月22日付、教育庁学務部長通知〉により、従来の隣接学区の指定をはずし、すべて他学区として都内全域より受験可能となる.さらに、他学区枠の制限が20%以内から40%以内まで暖和されることとなる。しかし、本校としては従前通り20%以内とすることにした。こうした暖和策はやがて平成15年度入試における学区撤廃へと展開することになるのである。東京・ベルリン高校生TV会議が、本校からは、パネリストとして5名の生徒が参加して、 恵比寿の東京写真美術館で開催された。ベルリンのギムナジウムとの、インターネットを利用した国際会議で日独高校生の交流と親善が深められた。(創立八十周年記念誌19ページより)