トーク:1998年度 (平成10年度)

提供:八中・小山台デジタルアーカイブ
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初めて航空機を使った修学旅行を長崎で実施した。従来の目的地、京都・奈良と異なる点は、①移動手段として飛行機を使ったこと。(羽田から長崎まではほぼ2時間)。②4月の年度当初に、一年有余に渡る行事検討委員会の審議を経て決定した。③目的地は長崎・平戸などの北九州である。このような変更点は、当然、簡単に実を結ぶはずもなく、行事検討委員会の苦肉の案と学年団の強い意思の賜物なのだろう。それは実踏をかねて遥々と長崎に学年団が集まり、深夜から朝まで教育談義に費やされたことからも分かる。インターネットを進路室に敷設し、進路情報を収集し易くした。 前期生徒総会で「班室猫被害対策案」が可決された。グラウンドに約40匹の野良猫が集まり、毎朝バケツ-杯の猫の糞を拾っていると報告された。 近隣住民や猫の愛護団体が班室近くで餌付けをするためであった。団体との折衝や防護ネットの設置など環境整備を図った。寒菊祭(講演会)/10月3日演題「私の好きな日本・世界の中の日本論」講師・デーヴ・スペクター氏お茶の間の人気者は、独特のイントネーションで「日本および日本語との出会い」を、軽妙なギャグとエピソードを交えて語ってくれた。何よりも生徒に与えた強烈な印象は、体育館の入口から長いマントを身にまとい、薬縦ヘルメットを頭にかぶって、歓呼の中を入場して来たことだ。生徒に浴びせた先制パンチから、講演会は始まった。オペラ名曲コンサート/平成11年2月4日場所・港区メルパルクホール出演者は塩田美奈子氏(ソプラノ)・黒田晋也氏(テノール)・橋本久喜(指揮者)という布陣である。出演者が客席の後方から歌いながら突然あらわれたり、非常階段風のセットが使われたりと工夫をこらした演出であった。(創立八十周年記念誌17ページより)