トーク:1941年度 (昭和16年度)

提供:八中・小山台デジタルアーカイブ
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できごと

学校行事
4月1日 東京府立第八中学校夜間中学を弘道中学と改称
4月   校友会を解散し、報国団を結成
6月8日 五年習志野野外教練(~11日)
7月   多摩川運動場の一部八〇〇坪を開墾農場とする。この頃各種集団勤労作業を行う。
9月  学校報国隊を結成
10月8日 一・二・三年学芸会
3月5日 第十五回卒業式

世相
8月8日 学校報国隊の編成を指令
10月15日 ゾルゲ事件
12月8日  真珠湾攻撃 太平洋戦争始まる

流行語
 八紘一宇

流行歌
 船頭さん・オウマ
 

S28 小山台高校 校舎の全景(昭和28年ごろ)(60周年記念誌P9).jpg
S28 正門より校舎を望む.jpg

創立30周年に講堂・体育館落成
創立30周年記念式典および事業の推進にあっては昭和26年5月2日の総会PTA総会で創立30周年記念準備委員会設置を可決し、その後PTA実行委員会で行事委員会を組織し、28年秋の式典をめざした。
記念事業は式典までに完成を目標に講堂整備235万円(雨漏修理・天井・側壁張り・照明設備・椅子1300名分・ステージ改造・暗幕)体育館復旧600万円(1階建150坪・内部設備・付属室)に着手した。
かくて講堂は戦災後の昭和21年11月の応急の外壁と屋根のみのバラックから面目を一新し、体育館は1260万円かかって昭和30年12月に落成した。
なお、式典は昭和28年10月24日に新装成った講堂で挙行され、永年勤続先生へ感謝状贈呈、生徒へは記念品(男子バックル、女子ブローチ)を配布した。
続いて、25・26両日学芸会、展示会を催して創立30年を祝賀した。
(「50周年記念誌」P49)


第8回オケラ杯弁論大会(高6回 秋山範子)
 今から30年程前、新制の男女共学が発足して3年目に小山台に入学した。 前年には約100名の女子が入学していたが男子生徒にはものめずらしかったと思う。 そこでオケラ杯弁論大会に私の選んだ題も「男女共学について」であった。 オケラというのは漢文担当で弁論班の顧問だった舞田先生のことである。
 原稿は自分で考えたが父に随分手伝ってもらったように思う。 大会の前日まで屋上の八角塔の裏で練習した。 大体が早口の私はともすると一本調子で早口になりがちなのを、ゆっくり判りやすく話すのに時間がかかった。 当日は十何人かの男子に混ざって、女子はほんの2、3人でものめずらしさも手伝ってか、確か3位迄に入賞したと思う。 それを弁論班にも入って多くの先輩達の教えを受けたことも今ではなつかしい想い出である。
(「創立60周年記念誌」P150)