2022年G組クラス会
2022年10月16日(日)、毎年恒例のG組クラス会が開かれ15人のクラスメートが出席、3時間の宴を楽しんだ。今年度中に全員が81歳になるがまだまだ出席者は元気、毎年来ているのに会場の場所が分からなくなって遅刻したメンバーもいたが、多分全員無事に帰宅してくれたのだろうと思う。
小山台高校卒業後の大学生時代、その後の社会人時代はそれぞれ進む道も違ったし、多忙な仕事人間として過ごした世代だからそんなに頻繁にクラス会を開催したわけでは無かったが、少しずつゆとりの出来てきた1990年代位から、つまり50歳を超える頃から毎年のようにクラス会を開くようになった。
クラスメートの一人が結構熱心に記録を残していてくれたが、それでも空白があり、これまで何回やったのかなどは到底分からない。
そして2000年代になってからは会場と日程を固定したことで毎年確実に開くこととなった。また担当の永見至先生がご長寿で80歳代になっても毎年出席して下さった事もクラス会を毎年開こうというクラスメートの気持ちに繋がったように思う。
このようにしてクラス会を続けていると面白いもので、最初は高校時代の思い出を語る会という感じが強かったが、メンバー同士が年を取ってからの新たな交流が重なって来ると新しい人間関係が生まれ年々より楽しく、より盛り上がる会になってきたように感じる。
そして最近は「皆で80歳まで生きて来たのだ」という連帯感や誇りのようなものが生まれて来たように思う。もちろんこの年齢だから物故者もいるし、連絡がどうしても取れないクラスメートもいるが、クラス50人の内、物故者と連絡の取れない者が概ね4割、連絡はとれる者6割、そしてクラス会に賛同し参加可能な境遇にある者が4割である。
近年の会では多くて18人~20人の出席であるが、さすがに新型コロナ感染症が蔓延した2020年は12人、21年は14人、22年は15人であった。他を聞いてみるとコロナ感染の時期に不要不急のクラス会をやるなんてとんでもない!と言う意見が強かったようだが、我々のクラス会は日程を調整するなどはしたものの、しっかり会場も抑えて一度も休まなかった。我々にとってのクラス会は不要不急どころか、この時期に必要な集まりだと多くのクラスメートが意識していたからだろう。
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寄付金総収入 9,235万円
さて、委員会直接の募金活動としては、学内関係者、企業、近隣商店街、一般個人、都庁・区役所職員などの方々から寄付を頂きました。(菊桜会などの学外団体は独自に募金活動をしたことは前記のとおりです)
大口の寄付を頂いた先としては、小山台教育財団(300万円)、武蔵小山商店街振興組合(80万円)、キャノン㈱(50万円)、都立雪谷高校野球部応援会(30万円)といった方々でした。また品川区からも200万円の補助金を頂いたことも記しておきたいと思います。
収入額の全体については、応援委員会としての収入は、菊桜会と野球班OB&G会からの再寄付分を含めて 6,445万円、菊桜会としての収入は、応援委員会への再寄付支出分 2,914万円を含めて 4,218万円、野球班OB&G会としての収入は、応援委員会への再寄付支出分520万円を含めて2,006万円、結局、再寄付分の重複計上を調整控除した寄付金の総収入は、9,235万円に上りました。
これは2014(平成26)年 3月21日(金)に行われた甲子園大会での1回戦母校対履正社高校の試合(結果は残念ながら 0対11の敗戦)の1試合のみに掛かった数字でしたので、仮に母校が1回戦に勝利し、2回戦に進出していれば、更に数字は上乗せされ、軽く1億円は超えることは必至でした。
支出額としては、応援委員会としては収入額6,445万円がそのまま必要経費として支出されました。また他に菊桜会や野球班OB&G会としての支出も当然に相当額がありましたが、詳細は省かせていただきます。ただ、菊桜会の残余金967万円余(経費控除後の金額)が「小山台生の夢の応援基金」として母校現役生徒の諸活動のために有意義に使用され、また野球班OB&G会の残余金も母校野球班の以後の活動費として有意義に使用されていることは特記しておきたいと思います。
以上、母校の歴史上、一大イベントであった野球班甲子園出場の応援募金について、概略を後世の為に記させて頂きました。
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